シャインマスカット農家で食べていけるのか?

農業

こんにちは。会社員を辞めてシャインマスカット栽培で新規就農を目指す30代会社員です。

最近、色々考えることがありまして会社員を辞めて農家で収益をあげることを真剣に考えています。

両親を頼るわけではないですが、運のよいことに私の両親は、長野県在住でいわゆる兼業農家でシャインマスカットを10年ほど栽培して出荷しています。

面積は7aほどで広くはありませんが単価の高いシャインマスカットは一定の利益を生み出しているそうです。

では、手始めにどれくらい収益が計算できるのか長野県の農業経営指標をみていきましょう!

農業経営指標とは?

長野県のHPによると、

  • 効率的・安定的な経営体育成」の観点で想定した経営モデルであること
  • 資本装備はすべて新規に整備したものと算定(経営費に含まれる)してあること
  • 地域や個別の経営環境によっては、実態とずれることがある

とされています。

当然ですが、様々な因子によりこの数字通り経営できるわけではないよってことです。

また、効率的かつ安定的な経営モデルなので、明日から農家になったからといってこの経営をできるかといったらできないですし、まず苗から始めたら収穫まで3~4年かかりますからね。

でも、今回は細かいことは考えずにシャインマスカット農家で食べていけるのか検討

両親がシャインマスカット農家なら両親に聞けばって?はい。両親は経営には無頓着な人間でちゃんと経営を把握していないようなので、、、(笑)

シャインマスカット(露地裁倍)の経営指標

長野県のシャインマスカット経営指標によると、

なるほど。想像はしていましたが簡単ではないですね。

単純計算すると、400万円稼ぎたければ約30aの面積で栽培が必要なことになります。

30aとは、約3,000㎡になります。正方形にすると約55m×55mになります。

そんな面積用意できるかい!色んなツッコミが入りそうです。(笑)

そして、これだけの面積を運よく手に入れても1人で栽培できるのか?

それでは経営指標の労働時間をもとに、計算してみましょう。

労働時間

同様に、長野県のシャインマスカット経営指標によると年間労働時間は307時間/10aのようです。

素人なので、よくわかりませんがこれは実態を表しているのでしょうか?

効率的かつ安定的な経営指標をもとにしているので、まあこのまま計算していきますが実態をご存知の方いたら是非教えて欲しいです。

そして、ブドウ“シャインマスカット”の経済性と導入効果の報告論文の月別労働時間を先の307時間の労働時間を当てはめると下のような労働時間になります。

こちらの論文は、中国地方なので恐らく長野県とは繁忙期が少し異なるかと思います。

繁忙期はジベレリンや袋掛けで忙しい6月と収穫の8月のようです。

それでも月60~70時間程度のようです。

単純に30aの面積があると考えると180~210時間の時間が必要です。←単純に掛け算でいいのか???

しかし今は確認できないのでこの労働時間で検討します。これは会社員の平均的な労働時間よりやや長い程度でしょう。

うーん。しかし労働時間が本当に307時間/10aで栽培できるかが疑問です。。。 両親も朝は日が出る前から畑にでて日が暮れて帰ってくるのをみてると疑問が更に深まります。

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まとめ

結論、数字上は不可能ではなさそうですが実態をつかめていないうちはわからないでしょう。

実態を把握するためにこれから様々な方に聞いたり調べていく必要があります。

そして、実際農家になって経営指標と同程度の収益をあげることができるのか?またそこまでに何年かかるの?それまでのお金はどうするの?土地はどうするの?どうやって栽培の勉強するの?

様々な懸念点がありますが人生一度きり!やりたいことを仕事にするためにこれからも精進していきますので応援お願いします!


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