2023年に上昇を期待しているiシェアーズ MSCIフロンティア&セレクトEM ETF

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パパ
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こんにちは。
現在、育児休業を1年間取得し生後3か月の双子育児に奮闘するみちくさ双子パパです。

今回は、2023年に上昇を密かに期待しているiシェアーズ MSCIフロンティア&セレクトEM ETFを紹介していきたいと思います。

 iシェアーズ MSCIフロンティア&セレクトEM ETFとは?

iシェアーズ MSCIフロンティア&セレクトEM ETFは世界最大の資産運用会社のブラックロックが運用するETF、ティッカーシンボルはFMです。(以後FM)

FMは主にフロンティア市場の株式で構成されているETFです。

フロンティアとは本来「国境地方」、「未開拓の分野」といった意味ですが、株式市場においては先進国、新興国にも属さない小さな株式市場の国々を指します。

組み入れ国TOP10

現在の組み入れ国TOP10は以下のようになっております。

出典:iシェアーズ MSCI フロンティア & セレクトEM ETF (blackrock.com)

ベトナムが約1/3を占め経済的にも成長著しい国が上位を占めています。

ベトナムはHSBCホールディングスによると2022年のGDP成長率予想を7.6%に引き上げ、2022年第3四半期のベトナムのGDPは、前月同時期と比較して13.67%増加しています。

また、ベトナム人の平均年齢は約32歳と非常に若く、労働人口比率も高いので経済の見通しも良いと考えられます。

組み入れ銘柄TOP10

現在の組み入れ銘柄TOP10は以下のようになっています。

出典:iシェアーズ MSCI フロンティア & セレクトEM ETF (blackrock.com)

正直、あまりなじみのない銘柄だと思いますが、金融、素材、不動産銘柄で半分以上を占めています。

高度経済成長期の日本を思い出させますね。

ファンド詳細

純資産総額:USD 359,711,401

設定日:2012年9月12日

保有銘柄数:161

PER:9.39

PBR:1.56

過去12カ月分配金利回り:2.71%

経費率0.80%

株価パフォーマンス

・過去10年FMのパフォーマンス

過去10年のパフォーマンスをみると約17%下落し、長期的にも右肩下がりのチャートを形成しててお世辞にも良いパフォーマンスとは言えないでしょう。

しかし、ここ最近は出来高を伴って上昇しつつあります。

・過去10年SP500(SPY)との比較

また、SP500と比較してもFMは大きくアンダーパフォームしていることが分かります。

このように、振り返ってみると決して良いパフォーマンスではありませんでした。

今後の展望

2010年代はGAFAMが株式市場を牽引してきましたが、インフレやドル高の影響を受けここ最近の株価は元気がありません。

株式市場は約10年単位でブームが終焉を迎える傾向があります。

1980年代は日本株、1990年代は米国株、2000年代は新興国株、2010年代は米国株が株式市場をリードしてきました。

つまり2020年代もこのまま米国株がリードしていくとも限りません。

だからといって、新興国株の中国、インド、韓国、台湾はひと相場あり買いやすいかと言われると疑問です。

先に述べたように、フロンティア市場の株価はここ10年横ばいと休養充分と言えます。

さらにPERも9.39とまだ投資家から食指が伸びていないようにも見えます。

したがって、2020年代はフロンティア市場に食指が伸びても不思議ではないと思います。

個人的にはコアで保有というよりは、サテライトで一部ポートフォリオに加えるのも一つの戦略だと考えます。

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